中小企業診断士: 2007年3月アーカイブ

ある大会社さんを訪問した時のこと。
延々と続くフェンス沿いを歩くこと数分。やっと正門にたどり着いた。
警備員さんまでおり、「さすが日本を代表する企業」と思っていたが、名前を書き、「講師です」と言っただけで、中へ入れてもらえた。
「いまどき、随分と無用心」と思ったが.....よく考えたら自分を証明するものを出そうにも、何もないことに気づいた。
グループ企業の中で通用していた社員証なんて、外に出たら通じない。ましてや自分で作った名刺なんか意味ないし。

免許を持たない母が、「自分を証明するものがない」って嘆いていたことがあったけれど、今の自分も同じ。
自分が何者かなんて、誰も証明してくれないんだ...

2日間、延べ13時間の講義を行ったが、その間寝る人は0。これは初めての体験である。
アイコンタクトをするにも、こちらを睨むくらい集中しているので、私の方が視線をはずすことも。
いつもは時間を残してしまう部分もしゃべりすぎて時間が足りないくらい。とにかく、たくさんの情報を伝え続け、少しでも役に立つ講義をしなければと。

やはり、こういう人たちのために頑張りたいと思う。
前を向いている人たちが報われる世界、頑張る人たちが前へ進める世界。そういう世界の礎でありたい。

相変わらず自分ではモチベーションを管理しきれずにいるが、一生懸命な人たちのために頑張りたい。そして、必死に伝えることで、「更に頑張ろう」と感じてもらえるような人間でありたい。