見どころの時間に合わせ現場へ行ったところ、ミキサー車も到着し、まさにコンクリートを流し始めるところ。これまでは一人か二人しか見かけなかったが、作業の人も沢山。以前、この近所で積水ハウスのトラックが道路の真ん中に停車し、邪魔だった事を思い出し周辺を見回したところ、やはり、十字路に飛び出して駐車している車が1台。なんと、私のステップワゴンじゃないか!
積水ハウスの基礎で特に自慢できるのは「16cm厚の基礎コンクリートと16mm鉄筋(積水ハウス)」との事。ただし、「最近ではダイワハウスも同じ位のものだったと思います。」とも。
(あちこちのハウスメーカを回った経験から言うと、どこも「うちは特に基礎には自信を持っています。」と言いますが、この基礎はどんなものでしょう?)
基礎内の鉄筋は一部変色・錆がありましたが、アンカーボルトは金色にピカピカ光る新品でした。
基礎の型枠 | アンカーボルト |
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いよいよコンクリートの流し込みが始まったが、その横でコンクリートが隅々まで行き渡るよう長い棒のような機械を使っている。右の図は型枠から振動を与え、空気を抜いているところ。
コンクリートの流し込み | 振動で気泡を追い出す |
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左の図はコンクリートをの流し込んだ直後。これを手作業で右の図のようにならしていた。この後にレベラー(無収縮モルタル)を流して、平らにするとの事。これにより、誤差は1〜2mm位になるとの事でした。
今回の作業ではコンクリートの養生シート(詳しい事は積水ハウスのHP参照)を使うとの事。トラックに積まれたシートをビデオにとっていたところ、現場監督のS氏が来て道路に広げてくれたのが下の図である。
養生シート | 喫煙所 |
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この笹、いつまでも敷地の片隅に置かれているが、大事にされているのか放置されているのかよく分からない?一緒に写っているポールの根元には近所の犬の忘れ物があったが、いつの間にか片づけられていた。
続々 笹はどこへ |
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今日一日でコンクリートの流し込みは終わり養生期間に。「普通は2日間ですが、今回は3日養生します。」と言われただけで、自分の家の基礎がスペシャルなもののように思えるから不思議である。(悪条件のため2日では固まらない理由がある..とは考えもしない)
養生期間のため、この日の観察は無し。
養生期間ではあるが子供をつれて様子を見に行く。現場監督のS氏から「養生シートを触ってみると、ほんのりとあったかいですよ。」と言われたのを思い出し、「これ、あったかいんだってよ。」と皆で触ってみたところ、「S氏に、はめられた!!」養生シートががっちりと覆い、更に雨に当たったビニールシートは思いっきり冷え込んでいました。
全景 | 金具で固定し、石で重し |
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養生シートから伸びた線の先にある電気メータはとてつもない勢いで回っていました。「この電気代、請求されないよね〜」
仕事の都合で、この日の観察は無し。
うっかり別の道を通ってしまい、この日の観察は無し。
仕事を終え現場へ寄ったところ、基礎の型枠がとれ、19時過ぎだというのにまだ作業している人が。聞いたところ、基礎の型枠は昨日のうちに外れ次に土間コンを打つために配管をしているとの事。雪こそ降っていないが冷え込みが厳しい中、ご苦労さまである。
積水ハウスの家で『アンカーボルトが錆び、きれいに1列に並んでいない』という事例を聞き心配していたが、今回は問題無さそう。あまりにきれいに並んだアンカーボルトに丈夫な家が建つ予感。
綺麗に並ぶ | アップ |
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98年12月から標準となったD基礎(デザイン基礎)も綺麗で、基礎というより壁と言った感じ。
D基礎 | フーチング部(一部) |
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仕事を終え現場へ寄ったところ、ついにベール、いや、ビニールシートを脱いだ基礎が現れていた。土間コンも打たれ、家の周りには足場も組まれている。予定では明日から建て方工事である。
しかし、土間コンは打たれているが、何故か束石は影も形もない。また、ビニールシートが無いので、雨や雪で基礎がプール状態とならない事を期待する。なお、この家は土間コンは打たれているがその下に防湿シートは敷かれていない。